理想を自分のものにできない自分を責めたり、不得意なことを努力し続けたり。完璧な人間などいないことに気付きましょう。苦手なことがあって当然です。それを認められずにいると、どんよりとした満たされない気持ちになりストレスが溜まります。自分の不完全さをそのまま認めてみましょう。これでいいと自分に言い聞かせるのです。そうすれば、晴れやかで清々しい気持ちでいられますよ。頑張りすぎていること、本心とは異なること、我慢し続けていることはありませんか。それらをいったんやめてみましょう。

たくさんの恋遊びは、刺激的なだけ。たった一人を愛し続けることで得られる深い愛情にかなうものなどないと思われます。

物事が上手くいかない時、意思疎通ができなかった時。思い悩んで、最終的に自分を責めてしまう時がありませんか？スピリチュアル的な考えはこうです。この世にあるものの真の姿は実体のないものであり、一切の存在は無ということです。私たちが生きているのは目には見えない因（原因）と縁（つながり）によるものです。見えるものや、耳で聞いたこと、手で触れられるものだけに囚われないようあなた自身を大切にしてください。

生きる意味は、幸せであることだとすれば、誰かと比べて幸せだとか、他人から見て幸せそうだとか、そんなことは関係ないと思います。自分が幸せだと感じられることが大切なはずです。

皆さんか物とどのように向き合っていますか？物と向き合う時「今」を満たしてくれるかどうかが、ひとつの目安になります。今必要なもの、今使っているもの、今大切にしているもの。過去のもの、未来のものは、物としての役割を果たしていません。それらに「今」を圧迫されていないか、見直すのです。そうすることで心が軽くなりますよ。

焦らず慌てず吟味することは、長期的に考えても自分の財産になります。その時集めた情報や、なぜこの決断をくだしたのかという判断基準、その時々に助けてくれた周りの方々などです。時として、人生の中で何事にも変え難い経験にもなります。しかし、決断までに、あまりにも時間をかけ過ぎてしまうのは逆効果だと思われます。時間は流れて、環境は常に変化しているものなのでタイミングを逃してしまうかもしれません。完璧主義の傾向がある方は特に、妥協するポイントを身につけておくとよいと思われます。

人は、「得体の知れないもの、正体が分からないもの」に恐怖や不安を感じます。内観することで原因が分かり、不安な気持ちが和らぐかもしれません。心の声を無視していると、「なんとなく不安」な気持ちはどんどん大きくなるもの。常に自分の心に寄り添い、小さな子供の話を聞くように、「なぜそう思う？」を根気よくくり返してあげてください。

そもそも、世の中は自分の思い通りにならないものですから、嫌なことはあって当たり前です。それを何とかしようともがくのか、さらりと受け流すのか。その選択次第で、自分の心持ちは変わってきます。

どんな短い時間も受け身にならず、自分がコントロールしている意識で何ができるか考えてみましょう。すると「時間がない」とつぶやいていたのが、「〇〇ができた」と変わり始めます。

欲張ったり、相手に期待したり、ないものねだりをしたり。多くを求めるほどに、そうならない現実を突きつけられることも多いのではないでしょうか？幸せも不幸せも、自分の心が決めるものです。多くを求めず、ほどほどでよしとする。そんな気持ちでいると、楽に生きることができます。必要以上に悩み苦しむことはスピリチュアル的にもあまりよくありません。他人の目や世間体を気にすることなく、飾らない素のままの自分でいることが重要です。もっと楽に、自然に、自由な心で毎日を過ごしましょう。