鑑定していて思うこと。

物事を行う順序を明確に決め、「これをやらなければ次へ行かない」と過程にも完璧を求めることは、理想に近づくために必要な時もあります。一方で考え方を狭め、一つのステップにつまずくと次へ行けない、という事態に陥ってしまう可能性もあります。そのため制限時間や明確なゴールといった大枠を決め、そこへ向かって進むこと第一に考えるといいです。過程にばかり気を取られず、本当に大切なことを意識し続けられれば、着実に理想へ近づいていけるはずです。

鑑定していて思うこと。

不安や恐れは、恐れるほど形を歪め、大きなものに変貌していきます。人に話すことのメリットは、事実を「客観的」に確認でき、自分の気持ちを整理できること。ポイントは「誰に話す」かです。同じような経験をしている人、立場が同じ人、信頼関係が築けている人、専門的な知識のあるカウンセラー等。

鑑定していて思うこと。

自分が断ることで、相手の気分を害してしまうのではないかと恐れていませんか。では逆に、あなたが断られた経験を思い返してみてください。気分を害された断り方、あるいは全く悪い気がしなかった断り方。その違いは何でしょう?その違いは「感謝」にあるような気がします。必要としてくれた、頼りにしてくれた、誘ってくれた。相手に感謝する気持ちを持てば、断ることを必要以上に恐れることもないのではないでしょうか?

鑑定していて思うこと。

毎日の暮らしの中で、「私はこれが好き!」「やっていて楽しい!」と思うことは何ですか?好きなこと、楽しいことは趣味としてするものであって、目標にするものではないというイメージを抱いているかもしれません。しかし「好き」も「楽しい」も、あなたが将来にわたってずっと続けられることであり、生き生きとした豊かな人生を支えてくれるものでもあります。目標が見つからない時は、自分の心に素直になって「好き」「楽しい」を続けることを目標にするのも方法のひとつですよ。

鑑定していて思うこと。

やりたいことがみつからないとよく相談を受けます。
 一途に何かに向かって努力をする姿はとても素敵ですよね。小さいことからの夢であったり大人になってから出会った夢中になれるものなど、向かう先は人それぞれですが、みんな一様に輝いて見えるものです。
 また、過程を楽しむということは、考えたり試行錯誤することをも楽しむということです。もしかしたら楽しいことばかりではないのかもしれません。でも、興味のあるものを探し、さらにその先を想像することは自分の人生を輝かせるような気がしませんか?ゆっくりとでも自分の「やりたいこと」が見つかったら嬉しいですね。

鑑定していて思うこと。

結果が出ないことに焦り、悲観したり諦めたりしていませんか。それはもしかしたら大きなチャンスロスかもしれません。もうあと一歩で成果が出る、というところまで来ている可能性が高いです。結果が出ないのは、成長途中であると心得ておくといいです。

鑑定していて思うこと。

人生はなだらかな一本道ではありません。上り坂もあれば、下り坂、デコボコと荒れた道もあるかもしれません。そんな変化に富んだ道を同じペースで歩み続けるのではなく、その時々で頑張り具合をチューニングすることも大切かなと思います。自分の体調はどうか? 周囲の状況は? 方向は間違ってない? 焦りすぎていない?そうやってこまめに調整することも、長い人生には必要なのかと考えます。

鑑定していて思うこと。

思い描く自分になるためにどんなことが必要で具体的な方法は何か、考えます。短いスパンで区切りながら計画を立て、実践するといいです。それに沿って努力を続けることが出来るなら、それは思い描いた結果が欲しいということ。無理なく自然とやれているのなら、それはきっと「やりたいこと」なのです。ストレスを感じたり苦痛になる、意味を感じなくなるなど、筋道に沿って努力することが出来ないのなら、それは「やりたいこと」ではないということです。これは違うと自分で気づくことも大切なことですね。

鑑定していて思うこと。

人間は弱さを隠すために、無理をしたり嘘をついたりするもの。ただし、心や体に限界を感じたときは、素直に弱みを見せることも必要です。心が安らぐ場所、弱音を吐ける場所があると安心できます。「弱さ=ダメ」ではありません。その繊細さ、柔軟さは、ときに武器にもなりうるのです。

鑑定していて思うこと。

忙しい日常に追われていると、自分自身について考えることがおろそかになります。本当の気持ちに蓋をしたり、無視をしたりしていないでしょうか。価値観や信念を明らかにすると、自らの意志で選択し、行動することができますよ。悔いのない人生への最短経路です。また、したくないことを明確にするのは、好きなことをするのと同じくらい大切です。それは自分自身を知ることであり、人生の折々で決断の助けとなるような気がします。